「じゃあ、いっせーので開けようか!いっせーのぉせっ!
…わ!カワイイ〜!こんなコーム欲しかったんだよ。絶対つける!
ね、ね、私のプレゼント、どう?・・・でしょー!可愛いでしょ!則子ってお月様なイメージなんだー、私の中では。
…ふふふ、じゃあ明日から2人で新しいの付けてこようね!」

「なにやってるの冬柴さん、佐々木さん」
「あれ?横山君、どうして屋上に?」
「俺、昼飯はいつもここで食ってるから。それよりなんでプレゼント交換?」
「ふふ、今日はねー私と則子の誕生日なんだ」
「誕生日一緒なの!?すごいね」
「しかも家なんて隣同士なんだから。赤ちゃんの頃から親友なのよ!というか姉妹?」
「だからそんなに仲良しなんだ。しかしそっかぁ、誕生日か、
冬柴さん、おめでとう」
「あら、私は?」
「あ、ああもちろん佐々木さんも」
「なにそれー、なんかついでみたいな感じ」
「ごめんごめん、あ、チャイム鳴りそう、じゃあね!」

「…横山君さぁ、絶対則子のこと好きだよね。むむむ、私より先に則子に彼氏が出来るかも?いやーんなんかショックぅ〜」

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