「―――冬柴さん!冬柴さん!待って! はあ、やっと追いついた〜、さっきはありがとう。 え?だって冬柴さんだろ?先生呼んでくれたの。 この間の夜とは反対になっちゃったね。はは。 いや、でも助かったよホント。前田の事件で岡崎マジギレしててさ。 いつもよりしつこかったんだ。 …次は俺の番かもって怯えてたよアイツ…ふふ うん、そうなんだ。犯人は岡崎達に恨みを持ってるらしいよ。 でも本当に自業自得ってやつだよね全く。 冬柴さんは今回の事件どう思う?…怖い?そう? 俺はさ、甘いと思うんだよ、犯人の奴。 前田なんて殺してしまえばよかったのに。」 |